奇妙図書館第六分館

図書館が潰れたので分館で活動します。第一~五分館も既に廃墟。

読書の日、という事にしてくれ

休みに慣れてきて高揚感も収まってきたのか、大人しくした結果が
布団の中でウダウダとして駄目駄目な日になったという事である

あと、図書館で借りた本が読了したので読んだ本について記していこうかと、
『虚実妖怪百物語』(京極夏彦
帝都物語』めいて、水木しげる荒俣宏平山夢明等の実在人物が加藤保憲と戦うお話、
であるのだが、文芸関係者がメイン故、派手なギミックやアクションは稀であり、
登場する妖怪達も大ぴらに活躍したかどうか、という塩梅であるのだが、
それでも楽しいので、京極夏彦氏の作品を読んで楽しいと思ったのであれば読んで損はないかと、
三冊分だけど、フォントの関係で文字数は(『魍魎の匣』よりかは)少ないし
無論、著者の京極夏彦も登場致します
そして、著者本人が適当に読めば良くね、と↓で申しておる為、適当に読めばいいんじゃないのかな、と

『現代免疫物語』
今週のおススメ本である花粉症特集に置いておった本
免疫に関する発見の殆どは戦後に発見された模様で、
無論、癌の免疫療法でノーベル賞を受賞した本庶佑氏の業績についても記されておったり
また「センダイウィルス」なる細胞を融合させるウィルスを駆使する事で
トマトとジャガイモを融合させたポマトが開発されたりしたが、
抗体を産み出じ、単体では増殖しないB細胞と、
無限に細胞分裂を繰り返すガン細胞を融合させ、抗体を大量生産を行う
モノクローナル抗体」について記しておったり、
(ついでに、正常な細胞とガン細胞を融合すると、正常な細胞に戻る為にガンを抑制する遺伝子があるんじゃね、という発見に繋がったり)
白血病の一種の成人T細胞白血病(ATL)はウィルスによって、
医学の知識の積み重ねによって、初めて明らかになった病気
逆に考えれば、人知れずコッソリ流行って、
根絶した病気も存在したのであろうなぁ、という事を考えたりして、
知識のアップデートは楽しいモノであるなぁ、と云う事を思い出したり
とはいえ、出版が2007年である為、約十年前の最新であるから対しては新しくはないのだが、
他にも読んだ本は存在するが、
面倒なので省略