奇妙図書館第六分館

図書館が潰れたので分館で活動します。第一~五分館も既に廃墟。

ラーゲリからのお誘い

昔の上の人から電話が来たのである
間違い電話と思い込み不貞寝しておったのであるが、
その後、ショートメッセージで
相談があるので連絡いただきたい
と来るとしらばっくれる訳にもいかぬので、
意を決して電話、曰く
人手が足りないからウチ、改めて来ない?
返して曰く、もう決まっておるのでスイマセン、と
多分我輩が求職中である事を転職サイトから確認し、
サイトを介さずに直接我輩に連絡を取ったのであろう
人手不足だから、という事なので即ラーゲリに放り込まれる事は無いとは思うのであるが、
まぁ、何だ、
一度放逐された状態でまたラーゲリに放り込まれる事を考えると
戻る事は考えたく無いな、と
後どんな顔して戻れば良いのか、も良く分からぬし、
因みにラーゲリってロシアもとい旧ソ連強制収容所の事であり、
詳しく知りたい場合は
イワン・デニーソヴィチの一日』を参照であるな
我輩が本書を読んだのは浪人真っ盛りであり、
ラーゲリの中でも些細な事に幸運を見出すデニーソヴィチの生き方に共感し、
浪人なんてなんだ、我輩の今現状なんてラーゲリに比べたら、
と大いに気力を貰ったのであるが、
まぁ、ラーゲリラーゲリ申しておるが本当のラーゲリと比べてはならぬ、とは分かっておるが
自分から大迷惑な状況になるのは御免被る
と共に、
ラーゲリについては↓のウィキペディア先生参照であり、

イワン・デニーソヴィチの一日』についてもウィキペディアに項目があるな、

そして大迷惑な状況については↓参照であり
今は町のハズレでシュビドゥバ、では無い