奇妙図書館第六分館

図書館が潰れたので分館で活動します。第一~五分館も既に廃墟。

家には誘惑がいっぱい

近所のサイゼリヤが駅前のダイエー内に転移してしまったのである

それによって多少困った事に、
まず一つ、若干遠くなってしまったのである、
今までは徒歩5分の距離であったのに、徒歩10分の距離に遠のいてしまったのである
次に、営業時間であり、今までは深夜2時まで営業しておったのに、
転移後はダイエーの営業時間の23時までとなってしまったのである

とはいえ、
家ではネットやらゲームやら布団やら誘惑が多いからね
長時間籠る事の出来るサイゼリヤはありがたいからこれからも使い続けると思うが

まぁ此処最近はコーヒー代100円だけで籠る事の出来るマクドナルドに籠る事の方が多いのであるが

で、
本日は何をしたかと申すと、
そんなサイゼリヤに籠り、日記を記す、事はあまりせず
『珍妙な昆虫』(山口進)なる、ジャポニカ学習帳めいた装幀の本を読了したり、


本の題名通り珍妙な昆虫に関する事を記した本で、
ジャポニカ学習帳表紙の昆虫達を実際に撮影したカメラマンである著者が
長年に渡り追いかけておった昆虫について記した本であるな、

シュミィツィなるアリはウツボカヅラ内の消化液中を泳ぎ、
消化液に含まれておる有機物を奪い、蚊となり飛んで消えるボウフラを餌とし、共生しており、

乾燥地帯の生息する為、身体に蜜を貯蔵し、巣の他のアリに分け与えるミツツボアリ
(因みに探し方は、霧吹きで水を撒き、現れたアリを追跡して巣を探す、とか)

葉を縫い張りして樹上に巣を作るツムギアリは、東南アジアに生息する樹上で葉を材料に巣を作るアリであるが、
名の通り、幼虫の糸で葉を紡いで巣作りをし、現地では食材や薬として使用されるが
噛み付きとギ酸による攻撃が獰猛、

そんな獰猛なツムギアリの幼虫を主食とするアリノスシジミの幼虫

等々が記されており、ってお前アリのことしか記してねぇな

無論、アリ以外の昆虫についても記されており
従来は花に擬態しておると思われておったハナカマキリ
(花と同じように紫外線を反射し、花と同じような香りのフェロモンを発するとか)、
ユーカリの葉を食い荒らす害虫クリスマスビートル
他のアリの巣に攻め込み、女王アリを殺し、他のアリを奴隷化する事で生き延びるサムライアリ
等についても記されており、

やっぱりお前アリのことしか記されていないじゃん