奇妙図書館第六分館

図書館が潰れたので分館で活動します。第一~五分館も既に廃墟。

名前を貰う

昨日、姉貴様に、署名が欲しいのです、どうかどうかよろしくお願いしますと
と連絡し、姉貴様から、どういう事だ、と返ってくると
赫々云々という事で署名が欲しいのです、其方の都合が良い日、時間に参りますので、是非とも、是非とも、
それに対し、姉貴様は、明日の1400以降もしくは明後日の午後から、と返ってきて
じゃあ明日の1400に参ります、よろしくお願いします


で、
姉貴様家族の家には数度参った事はあるのだが、それは親父殿の運転する車でしか参った事が無く
駅からはどのように参るかがよく分からぬのである
此処でもう一度姉貴様に、其方の住所を教えてください、と乞うのは
なんか色々とアレであったので(アレって、まぁ、その、アレだよ、云わせんなよ恥ずかしい)
我輩の記憶の迷宮を適度に迷ってうち、
そういやはぐみ嬢(云わずと知れた、姉貴様の長女にして我輩の姪御である)の通っておった保育園が
藤井聡太七段(確か当時は四段だった筈だ)の通っておった保育園と同じ教育方法を行っておったとか何とかで、
一瞬テレビに映っておった、という事を思い出し、ネットを駆使する事で
その教育法がモンテッソーリ教育法という事が判明し、その保育園が存在する場所も判明し、
最寄り駅がミヤザキダイという事も判明したのである

という事で、
昼飯を食して、近所の和菓子屋で栗饅頭セットを土産にして、カワサキはミヤザキダイに参ったのである
ミヤザキダイに到着する寸前に、姉貴様からLINEが来て曰く、あとどの程度で到着するのか、
ミヤザキダイには(約束時間の)10分前1250に到着予定です、と返すと
ウチの最寄り駅は隣のミヤヒラダイだ、と

そりゃあまぁそうだ、
通っておった保育園の最寄り駅が即姉貴様の家の最寄り駅と一致するかといったら否であるよな
幸いな事に、姉貴様とはぐみ嬢が家に一旦帰ろうとしたところ、
旦那のホリススム氏と次女のサリサ嬢が絶賛お昼寝中であった為
二人を起こすのはかわいそう、という事で駅前のミスドで時間を潰すのと同時に
我輩に連絡をしたという訳である

で、
特に問題も無く署名を得る事が出来、色々なと近況報告があり、
親父殿ははぐみ嬢におじいちゃんと呼ばれるのがイヤで、長らく親分と呼ばせておったのであるが、
4歳にもなると、そのあたりの人間関係は解する事が出来る様になるみたいで
保育園の先生にはおじいちゃんと遊んだ云々と話しておったとか

それに関連して、
はぐみ嬢が名前という概念を獲得したのは、
即ち、ヘレンケラーが水を触って、ああこれが水なのね、とウォーターと叫んだ、に当たるもの
蜜柑だったとか(桃だったかもしれぬ)という事も聞いた様な

対して
サリサ嬢は未だ1歳になったばかりであるが、その成長は著しい模様で
姉貴様が6月に職場復帰するので、それに備えて保育園通いを始めるとか何とか

そして、
はぐみ嬢が来週から春休みになる為ヨコハマに暫く参る、
という事を知ったり、
まぁ、一家全員元気そうで何よりである

あと、家の住所は聞いておいた方が良いね、とも