奇妙図書館第六分館

図書館が潰れたので分館で活動します。第一~五分館も既に廃墟。

7/11 山奥から都会に

 予約しちまったものはしょうがない、という事でウエノの国立科学博物館に参る為、山奥からトーキョーまで遠路遥々下ってきたのである。トーキョー方面に参る事は上りというのでは、というツッコミには物理的に標高が下がっておるのだ、というカウンターで殴りかかるのみである。
 という事で、普段よりも早く起き家を出て、コーフ駅に参り高速バスでシンジュクに。前に高速バスに乗った時にコンセントが付いておったので、多少スマホを乱用しておったので、シンジュクに到着する0930頃にはバッテリー容量が半分程度に。国立科学博物館の予約時間は1350と午後からであるので、午前中は献血しようと目論んでおったのだが、献血センターが開くのは1000で多少の時間があるので、マクドナルドのコンセントを借りて、多少でも充電しよう、としたのである。が、この御時世、長時間店に居座られたら困る、という事で充電は出来ず30分間かけてアップルパイとコーラを摂取するだけであり、献血センター近辺の携帯ショップで充電し、何時ものモーニングtwoを読んだりしながら151回目の献血をしたり、
 で、いよいよ目標の国立科学博物館のあるウエノに参ったのであるが、JPウエノ駅からウエノ公園に行く道がロータリーと化しており、信号待ちせずウエノ公園に進む事が出来る様になっており、動物園が待ちきれずダッシュするお子様にも安心になったようである。そして、この状況でもさすがはウエノ公園であるな。予約時間を多少過ぎておったが無事侵入出来、さぁ企画展の「時展覧会2020」に参ろうぞ、と進んだ所で特別企画展の様なヤツではなく、1,2部屋のみを使う企画展であり少し残念であり、我輩の早とちり、あるべき特別展は『和食展』であり、残念ながらもう中止となった模様。それでも、という事で「時展覧会2020」を覗いたが。今カシオのG-shockフルメタル化されておったり、電波腕時計は前世紀には販売しておったり、北宋時代に作られた「水運儀象台」の駆動原理をもとに新たな発想で再現した高級置時計『デコール 悠久』を眺めたり(今調べると、37.5秒周期で鉄球は転がっておる模様で、正常な状態で置かれておったのであるなぁ、と)。そして、常設展なんかも一通り見て回ったりしたが、人の集まりやすい体験型展示は見らなくなっていたり、フーコーの振り子は止まっておった。そんな中、ディスカバリートークが密にならぬ場所、という事で日本館の講堂で行われたが。講堂に初めて入ったので地味に嬉しかったり。講義内容はトムソンヒューストン発電機であり、オーサカで初めて用いられた直流型発電機らしく、ん?発電機に直流と交流の違いってあったっけ?と疑問に思いつつ調べてみたら直流には整流子があるか無しか、であり。考えれば、ミニ四駆のモーターは電池の直流電源で走るのだから、そのモーターを回転させれば直流電流になるよな、と。まぁ、電流値は山な形状になるが。
 また、折角都内に来たのだから、とポケモンGoで6回程度レイドバトルに参加し、何とか2体のキュレムを入手したり、無駄にイタバシ区周辺まで電車で参り、ギフトを掻き集めたりしたり。時間の無駄であるな。そんなこんなで山奥には存在せぬ日高屋油そばを食し、バスの時間も近づいてきたので撤退。コーフから最寄り駅に帰るまでの待ち時間が色々とキツイ。終電近くで密ではないにしろ人が集まり、会社の知合いに見つかる事を用心せねばならぬ事を考えると少し面倒。まぁ高速バスがガラガラである事だけが幸いか、あと雨にほぼ遭遇しなかった事も。取り合えず疲れた、大いに疲れた。山奥はニートする場所じゃなければ駄目だな意味がないな。