奇妙図書館第六分館

図書館が潰れたので分館で活動します。第一~五分館も既に廃墟。

11/9 カナザワに参った

 G様の13回忌が行われる、という事でカナザワに参ったのである。ホクリク新幹線はダイヤが乱れつつも終点のカナザワには通じている、という事でホクリク新幹線を活用し、我輩はウエノから乗車、特に寝坊とかする事も無くカナザワに着いたのである。

 カナザワに到着して微妙に肌寒いと感じたけども歩けば体温上昇によって丁度の良い感じになるので、じゃあこのままで、とオーミ町市場に参り、先ずは親父殿の目標であるドジョウの蒲焼を食したのである。ドジョウという小さく泥臭いものを蒲焼にしたもの、という味であり、買い食いするには丁度良い大きさであるな、と

 次は御袋様のリクエストで尾山神社に、前田の殿様の神社であり、祭神は前田利家公で、カナザワが舞台のメガテンとかペルソナがあれば強くなるであろうな、と。その尾山神社は明治になって再現されたとかで、ガヤマン窓の高台が鳥居の奥に控えており、ハイカラな雰囲気が溢れており、しかも新郎外国人新婦日本人の結婚式が挙げられいて、そんなアトモスフィアが過剰に感じられたりしたり。

 で、尾山神社を通過し、一度参った兼六園に参るのもどうよ?という事で玉泉院公園に参り穴生衆(あのうしゅう)が建てたであろう石垣を眺めながらカナザワ城公園を通過し、オーミ町市場を通過し、喫茶店で休みながらも一旦本日泊まる宿にチェックインして、従姉妹家族と合流し、B様の実家に参り、親父殿の従兄弟にして我輩の大叔父、台ルーツである場所に参り、その祖先に詣でたりしたり。

 その後、色々と話したりもしながらも、もう一度カナザワしろ公園を通過して金城霊沢を眺めたりもしながら(兼六園ではライトアップがされていたらしいが、時間制限によってスルー)本日の会合場所であるカナザワおでんの店に皆集合。

 カナザワおでんって普通のおでんとはどう違うのさ?と思いつつ食してみると、基本的には薄味だが魚介類の出汁が良く出ており、香箱蟹を丸ごと煮出した「かに面」は蟹とおでんの出汁の旨味の相乗作用によって日本酒が進んでヤバい一品であった。

 他にも海産物の刺身とかつぶ貝のおでんとか、多くの日本酒とか、もうヤバイ(語彙崩壊)という事でしこたま飲んで食べたという事である。

 そんなこんなで満足したのではあるが、親父殿の従兄弟にして、我輩の大叔父、そしてそのお子様である我輩のはとこについて、7回忌にして6年前に相見えた筈であるが、名前顔についてハッキリと憶えておらぬのが大問題である。

 まぁ、本当に会う事かま無いからね、仕方ないね。