奇妙図書館第六分館

図書館が潰れたので分館で活動します。第一~五分館も既に廃墟。

1/20 登も下るも地獄

話の始まりは去年健康診断でγGTPの値が悪目であった事である。去年の10月末から基準値オーバー状態で、精密検査を受けろ、と言われたのであるが、γGTPの値を今一度見てからでも良くね?実際過去何度か基準値オーバーしているし、という事でその値を調べる為に県庁所在地まで参ったのである。晴れていれば自転車で参ったのであるが、生憎の雨であり電車である。まぁ豪雪で身動きがとれぬよりは遥かにマシである。で、献血ルームが開く前に到着し、予約無しに成分献血を受けたいと言うと、若干イヤそうな顔をされながらも、無事献血は終了。この時点での時刻は早めの昼飯ぐらいで、さてこのまま撤退は勿体無い、という事で山の上に存在する県立科学館を目指す事にしたのである。本当はシャトレーゼのケーキバイキングと迷ったのであるが、おっさん一匹で参るモノでは無いし、と。で、山の上の県立科学館を目指して、山道をえっちらおっちら登っておったのであるが、そこで急に便意が襲いかかってきたのである。大の方である。人気の無い山道なので当然周囲にトイレは無いので、急いで山の上を目指す。と、ここで献血後の貧血的症状により心臓バクバクで急いで足を進める事が出来ぬ状態。周囲に人影が無いので、野で成す事も一瞬考えたが、雨の中というのはあまりにもキツいので、乱れる呼吸を無理矢理に整えて登る登る。我慢しながらなので、足を高く上げる事も出来ず、できるだけ足を上げずに済むルートを進みつつ、何とかかんとか登頂。特に何も無い土曜であるので問題無く科学館は開いており、トイレもチケットセンター前にあり、突入出来、無事尊厳は守られたのである。で、当初の目的通り科学館をまったり見て回ったのだが、危機を脱した後の虚脱状態で熱心に観る気力は無かったなぁ、と。目の錯覚のエイムスとか地方病の研究解明を成した杉浦建造が紹介されておったのが独特であったかな、と。で、振動の砂遊びとかリサージュ曲線を見る為の砂遊びも出来ぬ状態でコロナの後遺症がここにも、と。