奇妙図書館第六分館

図書館が潰れたので分館で活動します。第一~五分館も既に廃墟。

10/27 ソロ参加でないブックフェスティバル

 今年もジンボウチョーブックフェスティバルにまったりと参り本を購入したのである。例年と異なるのは、マグネシウム氏の召喚に成功したのでソロ参加ではない、という事であるな。
 という事で、本日購入した本達と気にはなっていたが購入しなかった本達を列挙していこうと。

・マルドゥック・アノニマス3(冲方丁
早川書房のブースで購入。一昨年に1,2巻のサイン入りの本を購入したので、3巻目もサイン入りが欲しいよね、と購入。

・流れよわが涙、と孔明は言った(三方行成)
上同様早川書房のブースで購入。本当は伴名練の短編集『やわらかな世界と、その敵』のシンギュラリティ・ソヴィエトを読みたかったのであるが、無かったので上を購入。一度読んだから知っておったが、どんな危ないクスリをキメたらそのようなお話が記せるのかが謎であるな。

・エンベディング(イアン・ワトスン
国書刊行会のブースで購入。国書刊行会でなにも購入せぬのはスタニスワフレム本を刊行して頂いた出版社に申し訳ないので購入、したので多分読まぬと思う。

・恐竜野外博物館
先月に国立科学博物館で恐竜博を見た影響もあって購入。2003年刊行なので、少し古め本な気がするが羽毛入りな恐竜が多数登場するので、今最新の知見と大きく外れていない、と思う。恐竜博で見たデイノケイルスの姿とは流石に姿が違う、と思う。あとラテン語名の意味が記しておる事が地味に嬉しい。

・元素生活
化学同人のブースで購入。周期表入りファイルトートバックで118番目のオネガソンまでカバーしておる事に軽く感銘を受けたので購入したが、本書は116番目のラバモリウムまでしかカバーしておらぬとは。2015年刊行だから仕方ないいえばそうであるが。

・鉱物ウォーキングガイド全国版
立ち読みした時、巻末の鉱物の名前、性質に鉱物の化学組成が記されておったので購入。ただ数度眺めた事に満足して、終わるであろうなぁ、と。気合があれば写真で鉱物を撮って後から名前を確認するかもしれぬが、そんな気合があるのかどうか。

・春夏秋冬街のきのこ散歩
これも気合いれて街でちらりと生えておるきのこを撮影して後から名前の確認が出来れば良いのであるが、そんな気合があるかどうか。

・江戸語の辞典
御袋様への誕生日プレゼント用。今チラリと項目を読むと、嬶大明神とか鶯の鳴き声を意味する初陽毎朝来(しょようまいにちらい)とかが記しており、読み物としても良いかもしれぬ、出典も記されておるし。ただ字が細かいので老眼気味の人にはツラいかもしれぬ。

・呪の思想(白川静 梅原猛
平凡社ブースで思わず購入したが、読むの?これ?まぁこういう機会でもないと購入せぬしな。

・ソフトウェア(ルーディ・ラッカー
SF専門古本屋の@ワンダーで購入。久々にルーディ・ラッカーのマッドな感を味わっても良いかも。ただ、読むのかね?

・ステンレス・スチール・ラット(ハリィ・ハリスン)
マグネシウム氏にサンリオSF文庫の存在を知らしめる為だけに購入。という事で読む可能性は低め。

・クローム襲撃(ウィリアム・ギブスン
云わずと知れた、サイバーパンクの雄たるギブスンの初期短編集。帰りの電車でMJの元ネタである記憶屋ジョニィを読んだが、ニンジャスレイヤーの源流であるという事が感じられるな。ヤクザが異常なほど強く描かれていたり、チバ=センダイ社とかヤク中のイルカとか。これがトンチキな翻訳とニンジャが加わればアレになるのだな、と。

とは別に、久々にマグネシウム氏と遭遇したのであるが、メタボっておったな、と。