奇妙図書館第六分館

図書館が潰れたので分館で活動します。第一~五分館も既に廃墟。

此処より先人の世界には非ず

お隣のサイタマはワコウに参ったのである
(いや本当は、国立科学博物館に参りたかったのであるが、なんか列車が大変であったらしいし)
ワコウには理研が存在するのであるが、
理研は太古のロストテクノロジーを発掘復元を一手に担っており、
その技術の狙う為、海賊等非合法組織が跋扈しており、
生身で参るのは危険であるのだが、暇なのだしょうがない
いや暇な訳では無いのだ、本を読まねばならぬし、隻狼も進めねばならぬし、ある程度の運動もせねばならぬし、
見たい動画は大量にあるし、忙しくはあるのだが、皆からはツッコミ不可避な状態であるだけで
そして運が良ければ、本当に運が良ければ、ナイスでグッドなガジェットを発掘入手する事も可能かもしれぬし
その前に磁気嵐に巻き込まれて何処とも知らぬ場所を延々と彷徨ったり、
非合法組織の襲来を受けたり、空腹で動けなくなる事の場合の方が遥かに多いのだが
昨日様な雨は降らなかったが、寒さは残りもう少し厚着にしておけば良かったなんて軽く後悔しつつも
本当に後悔する事は、暇に任せてワコウに参ろうとした事ではあるまいか、と思いつつも
人の世界の果てにしてミタ線の終点、ニシタカシマダイラ駅を歩いて通過し、
人と魔の境目、サイタマ県県境を通過し、更に道なりに進み、東武東上線を通過
磁気嵐にも海賊にも襲われる事無く理研周辺に辿り着く事が出来たのである

が、
気がついたら、多分磁気嵐の影響であるが、また(ギリ)人の世界イタバシ区のナリマスに飛ばされており、
無論コネとツテが無くてはロステクなんかに手を出せるわけもなく、
ナリマス図書館に一時避難し、撤退したという事である

調べると、来週20日土曜に理研の一般公開が行われるとの情報が得られたので
再度アタックしようと目論んだ次第であり、
中途半端なSFガジェット組み込みは時間がかかるだけでさして面白くもない気がするので、
もっとホラ吹き力を鍛えねばならぬな、と
団地を超えたところで、ここを超えたら人類の居住区とは云えなくなる、
ぐらい盛っても良かったようなそうでもないような
鍛えたところでどうするのか、というお話であるが