奇妙図書館第六分館

図書館が潰れたので分館で活動します。第一~五分館も既に廃墟。

これ以上の余裕なんてあるのか

雨故に引き籠った日々である

で、
遅めにノロノロと起きて遅めのブランチを錬成して
さぁ喰らうぞ、バカンス期間中であるから、
余裕を持って、飯前おお振りメソッドが出来るぞ
とウマソーと準備をしたところで、麦茶が切れておる事に気がついたのである

で、同じ麦なら麦酒でも構わぬであろう、と
ダメ人間シンキングを発動して、リキュールを昼から摂取
美味そう、美味い、美味かった、と
おお振りメソッド
を完遂する事が出来たのであるが
おお振りメソッドについては↓参照であるな)

(そして久々に内容確認すると、そうだそうだ、分泌される脳内物質の名前は
シロトロピン、コルチコトロピン、ドーパミン等であったなという事を思い出したり
最初から憶えていなかったり)

が、
リキュールを摂取したから、
昼寝をしてしまうというダメ人間メソッドが発動

代わりに『邪魅の雫』(京極夏彦)を(一度読んだのに)読んだり、
『スペース金融道』(宮内祐介氏)を読んだりしたり

『スペース金融道』は
人類は版図を地球から遥か彼方の銀河系まで広げたが、
経済活動は行われておるわけで、当然その裏に金貸しは存在し、
人類は勿論、サイボーグからAIまで融資を行う金貸しのお話

で、
金を貸すという事は当然回収はしなければならぬわけで、
有能だが性格は最悪な上司と組んで、毎度毎度無理難題な借金の回収を行う
というのがアウトラインであるのだが、
第一話で登場した金融工学なお話がSF馬鹿話めいたアトモスフィアが感じられて
なんとも言えず良いな、と
あと、人工知能特集で借りた本であるが、成る程成る程そういう訳で人工知能なんすね、と
著者の宮内祐介氏はちょくちょく目にするが、氏の本を読んだのは初めてで
余裕があれば同著者の本を借りて見ようかな、と

あと、ハコネの話とか、シラカバ湖の話、とか
過去のお話がちょくちょく出てくるので、京極夏彦百鬼夜行シリーズをもう一度読み直したくなった次第であるが、
それは、また今度余裕が出来たらであるな

これ以上の余裕なんて生まれるのか?